猶あらじ

書きたいことを書きたい時に

自分の価値を示すために仕事を作る人々

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仕事をしていると、たまに目につくのが、何のためにやってるのか分からない仕事に遭遇することがある。

広い視点から見れば、もっと効率的な方法が有るのに、決まりだからとか、ルールに縛られて、そのままにしていることが多い。

その縛られているものも、本当はそう思い込んでいるだけで、よくよく調べてみると、実は縛られてなかったりして、ただ単に、誰も変えようとしなかっただけだったりする。

そういう事をしている人たちは、よく「忙しい、忙しい」と言っているのだけど、本当のところは忙しくはなくて、自分の存在価値を示すために非効率な仕事をしているだけだったりするような気がする。

これは生活残業も繋がっていて、アウトプットや成果を出すために行うのではなく、稼ぎたいために行うという管理者にとってはた迷惑なスパイラルに陥っていく。

改善を生業としている自分としては、このような部分へ踏み込んでいく事があるのだが、そんな時は「社内ルール」とか、「リスクがある」などと一見筋が通っていさそうな御託を並べて反対勢力となり、阻止してこようとする。

まあ、要するにこの人たちは暇なんだよな。本当に忙しかったら、お金ではなく自分の時間を確保するために早く帰りたいから、無駄話もしないし、離席も減らすし、昼休憩を削ってでも早く終わらせようとするはずだ。

そんなところで働いてる人には満面の笑顔で「いい仕事だなー」と言ってあげたい。