猶あらじ

書きたいことを書きたい時に

顧客満足と甘やかしは紙一重である

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B to Bでも、B to Cでも顧客相手にサービスや商品を提供している限り、顧客満足度が追求される。

自分もできるだけ、顧客に満足してもらえるように、できるだけ努力して、時には無理をして満足してもらえるものを提供してきた。

でも最近はあることを思うようになった。

果たして、顧客の為にすべてを提供することは、本当に良いことなのか。

極端な例だか、顧客は金持ちになりたいという願望があったとする。その願望を満足してもらう為には、窃盗や強盗などの罪を犯してでも富を提供すべきなのだろうか。

答えは否だ。
誤ったことはすることはしない。

顧客の為を思うならば、悪いことを推奨する相手を叱って、その道に行かないようにしないといけない。

また、現実では顧客の為に良かれと思ってやっていると、それにつけこんで無理難題を言ってくる人が多い。

現実では、妥協してその無理難題を受け入れてしまうことが多いのだが、そういう人には、顧客の為に厳しく断らないといけない。そうすることが、顧客の為になるはずだ。

顧客満足の追求と甘やかしは紙一重だ。間違えると、誤った道に進んでしまう。