猶あらじ

書きたいことを書きたい時に

仕事にうつつを抜かしてたら大事なものを失った

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30代になり大事な仕事も任せられるようになったので、全身全霊をかけて仕事を頑張っていた時期があった。

まさに仕事人間の典型で、夜中に帰宅して、朝早く出社して、土日も仕事の為に費やし、求められれば地方に滞在し、仕事に打ち込んできた。

その時は自分の中では、やり甲斐もあり、充実した時間を過ごしていると思い込んでいた。

確かに仕事でスキルと経験を身につけて、社内での評価も上がったし、転職もすることができた。

しかし、その実績は自分の人生で得られたかもしれないものとの引き換えで得たものなのかもしれない。

仕事にかまけていなければ得られたかもしれない人生の経験や幸福を掴むのを逃してしまった。

そして、いろいろと今になってこじらせてしまってる。

仕事の代わりはいるが、自分の人生の代わりはいない。

今さらながら、そのことに気がついた。