猶あらじ

書きたいことを書きたい時に

婚活中年2

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これまでの話

 

naoaraji.hatenablog.com

 

婚活パーティーに行ってきた。

 
今回は都心でよく行われているお見合い形式のパーティー。
 
今回のパーティーは進んでいて、ネットで申し込む際に自分のプロフィールなどを入力する形式だった。
 
当日は会場に行くとタブレットを渡され、それで相手の情報を確認することができた。
 
いまや婚活もIT時代なのである。
 
自分の番号のブースに通されるとカーテンで区切られていたが、横に座る形で女性が座っていた。
 
まだ開始前だというのに、カーテンの下の方から見える女性の脚を目にして落ち着かなくなった。
 
開始のアナウンスが流れると、カーテンを開けて女性と対面した。
 
タブレットで女性のプロフィールを確認しながら、趣味とか、仕事とか、たわいのない話が始まる。
 
少し打ち解けたかなと思った頃に会場の係員の合図で席替えが始まった。
 
話していた時間は5分もなかったような気がする。これで相手の何を分かれってんだ。
 
次の番号のブースに行くと前のブースとか雰囲気の違うゆったりとした性格に見える女性が座っていた。
 
ここでも趣味とか、仕事とか、どこら辺に住んでるとかの話をしてタイムリミットを迎えてしまった。
 
こんな感じで各ブースを回り、計12人の女性と話した。
 
話す時間が短すぎて、誰が良いかなんて全然分からなかった。頭の中にあるのは、何番の人が可愛かったとか、綺麗だったとか、あの人はちょっとみたいな印象だけだった。
 
「さあ!!それでは、カップリングに向けたアプローチタイムです」
 
係員がこの言葉とともにタブレットの使い方を説明してアプローチタイムが始まった。
 
第1希望から、第3希望までの女性の番号を入力してアプローチをするらしい。
 
僕は可愛いなと思った3人の番号を入れて、決定ボタンを押した。