ドラクエと私2
ドラゴンクエスト3
社会現象を起こした作品。発売日に恐喝されて盗まれたなんて事件も発生していた。
大人気だったため、このカセットもなかなか手に入らなかった。
ドラクエ3では、シリーズで初めて全ての仲間の名前を自分でつけることができた。みんな、兄弟や好きな子や、アイドルなどの名前をつけたに違いない。
そして画期的だったのが、この作品からバッテリーバックアップ機能がついたことだった。
これで、あの不毛な復活の呪文をメモする必要も無くなった。セーブという最先端な文明に触れたのは人生でこの時が初めてだったかもしれない。
そういえば、リセットボタンを押しながら電源を切るように書いてあったが、あれは意味があったのかは未だに謎である。
と思って調べてみたら、理由が書いてあった。
消えないようにするためだったのか。そして、ボタン電池だったのね・・・
【おつかれさまでした。りせっとぼたんをおしながら でんげんを おきりください。】 - ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*
ドラゴンクエスト4
こちらも社会現象になった作品。この辺りの頃がシリーズでは一番盛り上がっていたのかもしれない。
自分も早朝に起きて電気屋さんに並びに行っていた。
今と違い、ネットもSNSも無い時代だったので、口コミだよりだった。
「○○電気にあるぞ!!」という情報を聞けば、みんなで押し寄せて行列が発生する。行列に驚いた店の店員が急遽整理券を配ったり、在庫が無い説明をしたり、かなりエネルギッシュなやり取りが発生していた。
今は在庫を十分揃えてから発売するので、このような状況は起きないのだろう。今に例えるならば、少し前の妖怪ウオッチ現象と似たようなものだ。
肝心のドラクエ4のストーリーは初の章仕立てで全部で5章まである壮大なストーリー。戦闘の音楽は高校野球の応援歌に使用されていたりしてなじみ深いものになっている。
後にPS版でリメイクされたものもやったので、自分にとってはかなり思入れのある作品だ。