猶あらじ

書きたいことを書きたい時に

私は諸葛亮孔明にはなれない

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小学生の高学年の頃にはまって以来、三国志が好きだ。

 

最初はコーエーのゲームから入り、小説から読み始め、人形劇、横山光輝の漫画へと進んでいった。

 

三国志好きとしては、典型的な進み方だろう。

登場人物の中では特に諸葛亮孔明が好きだ。巧みな計略を使って曹操軍を退け、劣勢だった劉備軍を勝利へ導いていく。

そんな光景を小説を何度も読み返しては想像した。時には武将になりきって、一人で三国志ごっこもしてた(いま考えると変な子供だ)

自分も大人になったら、孔明みたいな的確な判断をし、勝利をもたらすような人物になりたいと思ってた。

でも、現実では感情に左右されて、冷静に的確な判断できなかったり、観察眼がなくて長期的に失敗していたりする。

自分は孔明にはなれないのだと、改めて実感。せめて、小説内の英雄に近づきたい。

ちなみに、岩波版にしか載ってないのかもしれないが、自分な好きな箇所は、典韋が討たれた戦いで敗走する際に曹操に一人で従った曹安民。

その一節である「曹安民は徒歩で従った」に子どもの頃、衝撃を受けた。

この後、曹安民は曹操に馬を渡して、一人で戦いに行って、その後は二度と出て来ない。たぶん、討ち死にしたのだろうというエピソードに子どもながら衝撃を受けた。

曹安民については詳しくはこちら

dic.nicovideo.jp