ドラゴンクエストのお気に入りフィールド曲を選んでみる

ゲーム音楽の中でも秀逸と言われるドラゴンクエストシリーズの音楽。その中でも、個人的に気に入っているフィールド曲について取り上げてみよう。

フィールド曲とは何か

城や街から出た後に他へ移動する画面のこと。新たな城や街、洞窟、塔などを見つけて入れることができる。この画面で移動している際にモンスターにも遭遇し戦闘になる。

仲間が揃っていない孤独さを感じさせる曲

「遥かなる旅路」

ドラゴンクエストⅡの初期の曲。サマルトリアの王子、ムンブルクの王女の3人が揃うと聞けなくなる。

とくにローレシアの王子ひとりでプレーしている時に感じるのだが、曲の中から孤独を感じて哀愁漂う印象を受ける。

3人揃うと流れる「果てしなき世界」も素晴らしい。

仲間とともに戦いへ

「冒険の旅」

最近は車のCMでも流れていたドラゴンクエストⅢのフィールド曲。この作品から4人パーティとなり、仲間同士で助け合って戦いに行くぞという雰囲気を感じさせる。

ドラゴンクエストⅢは世界地図となっていたから、それまでの作品と違ってフィールドが広くなったとの印象が強かった。

やっぱり外せない原点の曲

「広野を行く」

どの作品の音楽も素晴らしいが、やっぱり外せないのはドラゴンクエストⅠのフィールド曲。

RPGというものが世の中に認識される前に発売されたものであったため衝撃が大きかった。

かなり前に読んだドラゴンクエストの製作者たちを描いた漫画によると、最初はすぎやまこういちが作曲した曲をプログラマーの中村光一は好まなかったようだ。しかしながら、何回も聞きているうちに、自然と鼻歌で歌うようになっていたという。

それぐらい聞き手の中に自然と入ってくる名曲なのだ。

ドラゴンクエストはフィールド曲以外にも戦闘曲、城や街の曲など秀逸なものが多い。昔プレイした人は思い出とともに、聞いてみるのもいかがだろうか。