猶あらじ

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ディーン・フジオカて何者なの?

NHK朝ドラ「あさが来た」で五代友厚役を熱演している「ディーン・フジオカ」

今まで、フジオカと言えば「藤岡弘、」ぐらいしか思い浮かばなかったが、新たな有名人の誕生である。

Wikipediaによると、ディーン・フジオカは日本の福島生まれ。
妹は、いまではかなり懐かしいチェキッ娘のメンバーだったらしい。

2004年に香港で芸能活動を開始し、その後、台湾に渡って大活躍。
今年7月にフジテレビ木曜劇場『探偵の探偵』の桐嶋颯太役で日本での初の連続ドラマ出演を飾ると、10月スタートの朝ドラ「あさが来た」で五代友厚役を射止めた。

まさに、逆輸入型の俳優でいま一番注目の俳優である。

プライベートでは2012年にインドネシア人の奥様と結婚し、双子のお子さんがいるそうです。

headlines.yahoo.co.jp







FM2016がおま国なんてびっくりぽんだす

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世界的に人気があるサッカーシミュレーションサッカーゲームの最新作「Football Manager2016」(以下FM2016)のβ版の配布が始まった・・・んだけど、おま国になっているようだ。

おま国とは、リージョン設定により日本では購入できないこと

dic.nicovideo.jp

 

個人的にはものすごく楽しみにしていたので大変残念。
このまま正式発売日を超えても購入できなのだろうか。

ネットでささやかれている噂としては、発売元がSEGAと関連があるため日本で「サカつく」が売れなくなるのを防ぐためとか、日本のJリーグライセンスを持ってないからとかを言われている。しかしながら、真偽は不明である。

FMは基本的には英語だが、日本語に翻訳することが可能だ。
詳しくはネットで検索してほしい。

リアルなサッカーの世界の中で監督としてビッククラブを指揮することもできれば、下部チームから上位クラブへ下克上もすることができる。そして、代表監督としてW杯制覇も目指せる。進む方向は、プレーヤー次第の自由度の高いゲーム。

興味のある方は下記を参照してくれ

www.footballmanager.com



日本のプロ野球監督はこのような選び方でいいのか

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先週、高橋由伸が巨人、ラミレスが横浜DeNAの監督として発表された。

阪神の新監督に就任した金本も含めると、セリーグは半分の3球団が未経験の新監督を迎えたことになる。

自分は野球もサッカーも好きなのだが、日本のプロ野球の監督の選び方にかなり疑問を感じている。

現役時代の成績や名声を重視しすぎて、指導者として、指揮官としての素質があるかどうかを見極めないまま監督にしている。

WBCにも優勝し世界でトップクラスの野球大国のトップリーグの監督がこんな選ばれ方でいいのだろうか。テキトー過ぎるだろ。

例えば、世界のサッカーのトップレベルであるイングランドプレミアリーグの監督を見てみよう。

チェルシーモウリーニョマンチェスター・ユナイテッドファン・ハールマンチェスター・シティー:ペレグリーニ、アーセナルベンゲル

 

誰もが、ビッククラブを率いる前に他で結果を出している。


このようなビッククラブにとどまらず、どのクラブを見ても、基本的には他で監督をして実績を残したものしか、トップリーグでの指揮を取ることは出来ない。

サッカーの監督は野球の監督に比べると、勝敗を左右させる比率は低いだろう。サッカーは基本的には選手が自主的に動くスポーツのため、フォーメーション、スタメン、選手交代ぐらいしか、試合では影響力を発揮できない。その代わりにサッカー監督は、試合までの準備が重要と言われている。

野球の監督は、関わろうと思えばワンプレー、ワンプレーでサインを出すことが可能だ。また、投手交代などの采配が勝敗に直結する可能性も高い。

そんな重要な監督が、コーチなどの指導者としての経験が無いまま指揮を取ることが最善の選択なんだろうか。

ちなみにメジャーリーグでは名選手が名監督になることは稀で、メジャー経験が浅い人が、マイナーから指導者として成功して監督になることが多いようだ。なんだか、サッカー型のキャリアに似ている。というよりは、欧米人は指導者としてキャリアを積む土壌があるということなのだろう。

日本の野球はスタープレイヤーが監督になることがものすごく多い。今回の人事を見ていると、特に読売ジャイアンツでは、いまだに生え抜きで4番かエースぐらいでないとなることはないようだ。

野球は人気商売だと言われるとそれまでだが、ベンチにいた人や二軍でくすぶっていた人の方が他の人の才能を活かせるのではないかと思えるのだけど。

川相じゃだめなの?名選手だったよ

三番手の投手4

甲高いサイレンが鳴り、選手たちがホームベース上に集まり、球審からゲームセットが宣言された。

高校生活で初めての公式戦先発は試合開始から1時間半程度で終了した。

自分でも驚くほど調子が良く、6回までは好投し抑えていた。味方も6回裏に先取点を取り、「もしかしたら勝てるかも」と思った7回に相手打線につかまった。

今振り返ってみると、スタミナの限界だったのだろう。
明らかにコントロールを乱し、球に威力はなくなっていた。

7回表に大量失点し、8回に追加点を奪われてコールド負けで試合は終了した。

「これで本格的な野球をすることもないだろうな」と思うと理の目頭から、ほんの少しだけ涙か汗か分からないものが流れた。

3番手の投手として甘んじることなく、もっと練習をしていたら勝てたのかもしれない。

でも、練習できなかった自分も含めてここで負けるのが妥当だったのかもしれない。

生活から野球がなくなるなんて、いつ以来だろうか。
いつだったか思い出せないぐらい前のような気がする。

「せっかくの高校最後の夏休みだから海でも行くか」

明日以降の予定を決めるべく無理に明るく振る舞っている青山に話しかけに行った.

 

三番手の投手3

夏の大会を控えた1ヶ月前に同学年のエースが肘を壊した。

痛みを発症してグランドにうずくまり、顧問の部長先生に連れられて病院へ行く車に乗り込むときには涙も見せていた。

それだけ、彼は高校最後の大会に向けて練習をしてきたし、気合も入っていた。

しかしながら、意気込み過ぎたことが肘の故障を招いてしまった。

数日後に夏の大会のベンチ入りメンバーが発表された後に、校舎の裏で「ちくしょう!!」と言いながら涙を流していた彼の姿は印象的だった。

そして、それ以来、彼の姿を野球部で見ることは無かった。

大会の試合数日前に当然ながら1年生が先発だと監督から言われていたので、試合日になってもあまり意識はしていなかった。

どうせ、自分が投げる場面は無いだろうと思っていた。

しかし、試合開始の4時間前に事態は急変した。

1年生投手の世話役が血相を変えて駆け込んできた。
「監督!!三木が腹痛でトイレから出てきません」

その言葉を聞いて、球場近くの駅に集合していたベンチ入り選手達に動揺が走った。

「理、お前が投げるんじゃねえの」
青山が意地悪な笑顔を見せつつ話しかけてくる。

「どうせ、1年のあいつがトイレから出てきて快投するでしょ」

理は謙遜ではなく、そういう結果になるだろうという気持ちで当然のように青山に返した。

そうこうするうちに、ウォーキングアップが始まり、その後に監督からスタメンが発表されると理が先発だった。

1年生投手は昨日にゲンを担いで食べた豚カツあたったらしく、投げられる状態ではないようだ。

いろいろな不幸な出来事が重なり、勝っても負けても、おそらく理にとって最初で最後の公式戦が始まった。