絶好調な横浜DeNAベイスターズの魅力を書いてみる
プロ野球の横浜DeNAベイスターズが絶好調だ！！
5月6日時点で2位に1.5ゲーム差をつけて首位に立っている。また、セパ両リーグ合わせて最初に20勝に到達した。
昨年はカープ女子、オリ姫なんて言われていたけど、今年はベイスターズなんです。一部ではハマッ娘、ベイスターズ女子と呼んでいる人もいるが、まだ決まった名称は無いようだ。
12球団の中で唯一クライマックスシリーズへ進出したことが無いという不名誉な記録を作ってしまっているベイスターズではあるが、今シーズン絶好調の要因となっている魅力を書いていこう。
いまからでも遅くないベイスターズを応援しよう
圧倒的な破壊力の打線
昨年から兆しはあったが、打線が絶好調だ。 成績を見てみると、各部門で上位を占めている。
チーム成績は打率.261（リーグ2位）、打点122（リーグ1位）、本塁打26（リーグ1位）。 特筆すべきは長打率3割8分8厘で、2位に4分程差をつけてTOPに立っている。
※データはすべて2015年5月5日試合終了時点
数値から分かるように、打線が他チームに比べると圧倒的に強い。 その打線を牽引しているのはこの3人だ。
既に言わずと知れたベイスターズ打線の4番。今シーズンから4番に固定され大活躍。 2015年5月6日時点で打点、本塁打がリーグTOP、打率はリーグ3位につけている。 昨年度の得点圏打率が一番良かったように、勝負どころでの活躍が目立つ頼れる4番だ。
走攻守揃ったベイスターズ打線の3番。2015年5月6日時点で打率が2位、打点が4位と結果を出している。また、彼は俊足を活かした盗塁も魅力。昨シーズン盗塁王のその脚力は今シーズンも既に11盗塁を決め、他を圧倒している。3割30本30盗塁も夢ではない。
ホセ・ロペス (野球) - Wikipedia
今シーズン、巨人より加入した主砲で5番を打っている。本塁打2位、打点が4位とチームに貢献している。できれば得点圏打率をもっと上げて欲しい。
他にもバルディリスや石川など期待の打者が沢山いる。
フレッシュな若手の活躍
今シーズンは積極程に若手をスタメン起用し結果を出している。その代表格がこの2人。
今年から積極的にスタメンで起用されだした関根。入団2年目ながら結果を出してきている。50mを5秒台で走り切れるほどの脚力と、最長で115mの距離を投げられるほどの強肩で、野球センスも高い。
ドラフト3位で今シーズンから加入したルーキー。ショートで背番号5というと石井琢朗を彷彿させる。球団44年振りの新人遊撃手の開幕スタメンで出場し、その後もコンスタントに起用されている。
彼ら以外にも、飛雄馬、昨年プチブレイクした桑原など若手の活躍が目立つ。
ついに現れた大魔神
ベイスターズといえば、大魔神・佐々木以来、なかなか抑え投手が定着しないチームという印象がある。昨年はルーキーの三上が活躍したが、今シーズンは怪我で出遅れてしまった。 そんな窮地のなか、ドラフト1位ルーキーの山﨑康晃が抑えとして活躍している。 ※2015年5月6日時点で12セーブ
山崎康晃 - Wikipedia
活躍している彼を新たな守護神「小魔人」と呼ぶ人も出てきている。 この活躍が夏場を超えてシーズン終盤まで続けられると良い結果が出てくるかもしれない。
投手陣は昨年に比べると先発陣が格段に良くなり試合を作っている。打線が好調なだけに、先発陣がこの状態を維持したまま終盤までいけるようだと、チーム初のクライマックスシリーズ進出も見えてくるだろう。
